山陰の庭巡り | 玉造温泉・出雲神々縁結びの宿「紺家」

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島根 出雲・玉造温泉の旅館「紺家」がお届けする、季節のお便りです。
紺家の日常や、玉造温泉や出雲周辺の催し情報などをお届けします。

カテゴリー別アーカイブ: 山陰の庭巡り

出雲流庭園を巡る旅「木幡山荘庭園」

いきなりですが、この庭はわたしのお気に入り庭園ベスト3に入るかもしれません。
玉造温泉からほど近くにある木幡山荘庭園(こわたさんそう)は、随音寺という古刹の跡。四百年前に木幡家の所有となり、代々の当主の隠居の場だったそうです。
この庭の何がお気に入りかといいますと…
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池泉回遊式の庭園を観て回っているうちに、
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ざわざわしてた頭の中が静かになって、気分が落ち着いてきます。
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野山を走り、池で遊んでいた頃の思い出がよみがえり、丘の向こうは何があるんだろうと好奇心が湧いてきたりと、童心が刺激されます。
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きれいな曲線の汀を眺めたり、巨石の橋を渡ったり、枯滝の見えない飛沫に当ってるうちに、日本中の景勝地を旅しているような感覚にとらわれます。
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そうして時空を旅した後、山荘に座って太陽の光と木々の間からそよぐ風を感じながら至福の時間を過ごします。
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すると老夫婦が木々を眺めながら手をつないで散歩をされていました。
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力を誇示するでもなく、観念を与えるでもなく、ただ自然を楽しむ庭。それがお気に入りの理由でしょうか。
もうすぐGWです。海外で外人になるのもいいですが、山陰に来て雅人になるのもいいかもしれません。紺家スタッフ一同、皆さんのお越しをお待ちしています。
 
 
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出雲流庭園を巡る旅「乗光寺庭園」

東出雲の乗光寺庭園に行ってきました。
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このお庭、作庭年代が不明な裏山の山畔を利用した枯山水庭園。書院から眺めるの座観庭園です。本来は書院から飛石がY字に配置されていますが、あいにく雪に埋もれ見えません。
平景清の築庭といわれているようですが本当なのでしょうか。。
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出雲流庭園(小口基実・戸田芳樹著)によれば、この庭園の出雲流なところは、滝添口の二石のT字型石組みだそうです。Tに見えませんが、長立石に短立石を直角に沿える技法です。なるほど確かに。
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2つの石があることで水しぶきの量が違うような…。想像が膨らみます。
それとなんとなく人工的に並列に立つ姿が超越的な雰囲気で目を引きます。
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石組みの間のさつきは5月に花が咲き、6月には書院前に白い銀盃草が群れ咲くそうです。見てみたいですね。
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出雲流庭園を巡る旅「普門院庭園」

かつて安来市生まれの陶芸家、河井寛次郎さんが朝日新聞のコラムで松江をこう書かれていました。
「北の手荒な日本海を島根半島の屏風で囲い、淡水と塩水の二つの内湖をかかえた出雲の地形は複雑である」と。確かに住んでいると感じます、日本海側と内陸側とは気候の厳しさが違います。
島根半島が気候の屏風だとすると、その反対側にある中国山地は文化の屏風と言えるかもしれません。出雲にはお茶や陶芸など多彩で独特の文化が培われ、今にも残っています。その理由の一つに中国山地による交通の不便さがあったのではないかと勝手に想像をしています。物や人や情報が流通しにくい分、文化の独自性が生まれたのではないではないかと。
そんな色濃く残っている文化の一つに「出雲流庭園」があります。お茶も庭も無知なわたくしですが、「出雲流庭園(小口基実・戸田芳樹著)」を手引きに出雲独特の庭の魅力をみなさんにお伝えすべくお庭を巡って行こうと思います。
早速訪れたのが、松江の普門院庭園。
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この庭は、文化年間頃(1804年)に恵海法師によって作られた茶室・観月庵の路地庭です。
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路地庭であるのに地泉回遊式庭園の部分もあるという少し変わった庭園。地泉回遊式庭園は観月庵が建立される前からあったのではないかということです。この地泉部分と枯山水部分が同居しているのが出雲流の特徴のようです。
小口氏曰く、そもそもあった地泉回遊の庭園をお茶を楽しむために新しく枯山水部が加えたのではないかということです。
その枯山水部に出雲流のいろいろな技法が取り入れられているということですが、普門院庭園にもありました。
まず出雲流の飛石のデザイン。「夢のあるデザインであり、実用的で歩き良く打たれている」そうなのです。
夢を感じるかは人それぞれですが、その上を伝って歩くと自然と落ち着く配置。そして各々の石がやわらかな感じがします。
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ところどころに配置された石を組み合わせた敷石は繊細な印象を与え、平面的なデザインにアクセントを付けています。
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雪や雨を考慮して、丸みの強い高い石が使われているのが数あるパターンの一つだそうですが、普門院庭園にもいくつか高くて丸い石が使われていました。
次の特徴が蹲踞(つくばい)の位置。茶室のにじり口の近くに蹲踞を配置し、雨や雪が振ってもひさしの下で手を洗えるようにしているそうです。また竹垣で区切って内路地を作るのも特徴のようです。
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周りの山々を借景していた景色も今はマンションや住宅で見えませんが、不昧公は度々訪れ、東の空に出る月を愛でられたそうです。
普段何気なく散歩する庭園も、各々の構図や技法をよく見ると、山陰の風土に合わせ、訪れるお客様の心地を良く考えて設計・デザインされていることに気付きます。
日本中が金太郎あめのような風景になっている昨今、風土に合わせたデザインを今一度見直すことが大事ではないかと考えさせられました。出雲流庭園、興味深いですね。
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冬牡丹と由志園

寒いからと縮こまっていると気持ちも空のような鈍色になってしまいます。今だから楽しめる山陰のスポットへ行って見ましょう。冬の庭園もその一つ。
さっそく大根島の由志園へ行ってきました。
中海に浮かぶ大根島は高麗人参と牡丹が有名です。
その島のほぼ中心部にある由志園は、牡丹や四季折々の花を楽しめる池泉回遊式の日本庭園。
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きれいに掃除された気持ちのいいお庭です。
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木々の枝振りもきれいで、大雪の時は雪払いなどたいへん苦労されたのではないかと想像しています。
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このような霜よけの薦(こも)をかぶった牡丹が経路の所々で迎えてくれます。
花言葉が王者の風格というほどに、大輪の花には存在感があります。
ただ冬空の下、薦をかぶった姿はなんとも愛くるしい。
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それと対象的なのが、黒松。凛々しく力強いです。
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庭に使われている石は所々穴があいた島の石。20万年前の火山活動でこの島はできたそうです。
その石が木々と自然に馴染み、苔がついたりと、ふしぎと心が和みます。
雪が積もり枯山水は見れませんでしたが、いろいろな景色が楽しめる綺麗な庭園でした。
最後に、今「牡丹×假屋崎省吾」展が開催されています。
2月29日(月)まで開催されていますのでぜひ足を運んでみて下さい。
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